ビラーゴのレギュレータが壊れるのは普通のことです
エンジン、ミッション 全体的には丈夫なバイクなのに、こいつの電装系はほんとに頭イタイ。。(>_<)
仕事の移動で大活躍している私のVIRAGO250 製造から30年オーバーのご老体なのに容赦なく移動に使いスーパーカブ的に使い倒しています。
行政書士を本業としていますが、移動にこいつが不可欠です。 まさに相棒
午後4時の書類提出の締め切りに間に合わせるために、高速道路を走らせミッションコンプリートしたあと。
バイクのエンジンをかけると 明らかにセルモーターが弱々しかった
「ん? こんだけぶち回してきて、バッテリー上がりなんてあるのか?」
とエンジンを切り、もう一度かけると もうエンジンはかからない
バッテリー上がりの症状です。
バッテリーが死んだのか?
とりあえず押しがけでエンジンをかけ南海部品までいく。
バッテリーの新品を買う(14000円) ATB10L-A2 うしろにSMFとあっても互換性問題なし
エンジンはとりあえずふけ上がっているからその分の電力供給はある
ジェネレーターが発電した分で、ギリギリプラグが点火している状態で、ウィンカーが暗い
とりあえずシートを外して、バッテリーを新品に変えてみようとしたら・・・・
カプラーが燃えて溶けている レギュレーターから伸びてくるケーブルが3本溶けて配線がむき出し
おそらくショートしている。
応急処置で絶縁テープを3本のケーブルにまくと、バイクの調子は元にもどり、走行による充電も開始した
いったい?
後から気づいたが、20Aのヒューズも切れていた
充電はするが、かなりの熱を持つようだ このまま、ぶち回していると出火するかもしれない
これは緊急入院だ
ビラーゴ緊急入院
入院といっても自分でやる
今のご時世、バイク屋に依頼すると何か月かかるかわからない。 自分でやるしかない
おそらく、レギュレーターが熱でパンクして、高電圧が流れ配線やカプラーを焼いた
←犯人とおもわれるレギュレーター
それが原因でショートがおき、充電できなくなった ?
レギュレーターは社外品で予備を一つもっているのでそれに交換
師匠が純正後期ビラーゴのレギュレーターを持っているとのことで、それも郵送頂いた。
溶けた配線のやりなおし
ビラーゴのレギュラーからの配線キットは純正はもう出回っていない
自分で作るしかないので自作した
カプラー部分は
KITACO 250型/6極 0900-755-02008
こんなやつ これがビラーゴ5極のレギュレーターにピッタリ
こいつを使ってあとは自作でコネクターを作成します
バイクからは生えているケーブルはこのように端子を新品に交換
カプラーは3極ですが、自動車、バイク用ならなんでもかまいません
バイク側はこんな感じです。 作業中はバッテリー端子はずしておかないと、フレームに当たったりするとショートします。
カプラー作成 ご臨終したカプラーを真似て作成
ビラーゴのレギュレーターとの接続は5PINです。
カプラーは6個穴がありますが、下の真ん中は何も端子がありません。
上の段が、 左 真ん中 右とハーネスが繋がっていて、下の段は、左が黒(マイナス)右が赤(プラス)です。
下の段 黒と赤のケープルは焼けず、毎回白の3本が焼けるのでそれを作り直します。
配線コードはエイモンの 2SQの太さのやつ
出来上がりました
絶番 もはや入手不能のレギュレーター接続カプラー 欲しい方は作成します!! 値段は そうだな・・・ 5000円かな
ぼったくり・・・
欲しい方はコメント下さい 作成します
古いケーブルと比較
早速バイクにとりつけました。
カプラーなのでポン付け 趙簡単です
↑上の3つの穴は 左、 真ん中、 右をそのまま接続
下の左は黒いケーブル(マイナス) 下の右は赤いケーブル(プラス)
あとはこいつをレギュレーターに刺すだけです。
ということで、レギュレーターのハーネス付替え作業完了しました。
ビラーゴ250 ぶち回すとどうも過電流が流れハーネスを焼いたりするのかな
プラスティックのレギュレーターカバーに穴をあけ、熱対策をしようと思います。
つうか、チョッピングしてカバー無しで走るほうが性能的にも良いきがする
レギュレーターのトラブルはもう慣れました
次回は31000キロ走ったビラーゴのフロントスプロケ交換とチェーンの交換です
フロントスプロケの裏のこのパッキンからのオイル漏れがビラーゴの持病2のようですが、私のは全く漏れていませんでした。
いちおう部品は持っているんだけど、今回は様子見でここは触らずにいきます。
これだけ手をかけると愛着半端ないです。
壊れる度にムカつきますが、絶対に復活させてやる意欲でビラーゴを道具として使い倒します。